和室のこと〜畳の縁〜
ミュゲ家には小さな和室があります。
色々とコンパクトにならざるを得なかったのですが、それでも和室がけずれなかったのは
・だだ和室が好き。(落ち着く)
・ゴロゴロしたい。(地べた生活を切り離せない予感がする)
・和服の着付けをそこでしたい。(習う必要有り)
・客間にできる。
そんな日々の小さな幸せのためです。😇
家を建てようと見学会に行き始めた頃、私はフローリングに繋がった和室がどうも苦手でした。
なんだかこう、無理して和室作らんでもええやん。と言う感じでしょうか。
個人的に和室も畳も好きなんです。
実家なんてめっちゃ和でしかないベースの家ですし。
ただ、『なんか急すぎん?そこに和室て。』的なのは落ち着かんでしょ?と。
なので設計の当初は和室をLDKから隔離させたものとして考えてもらったりもしたのです。
が、やはり予算的にきつくなるわけですね。
削りますか?となりますよね😅
だがしかし欲しい…家造り計画は半年目安とかいう話を鵜呑みにしていたらあっさり1年経っていたミュゲ家。
気が付けば日本の四季を一巡り。
計画を立て始めた頃は夏だった。
しかし冬が来て炬燵に潜る日々。
『アレ、フローリングに炬燵置いちゃう感じ?』と。
はい、結局夢の8帖から6帖になり、現実は4.5帖へと変貌を遂げながらもちゃっかりLDKの続きとして配置されたのです😅
そして同時によくある配置っていうのは何かしらメリットや利便性があるからなんだよね、そうだよね。と思ったものです。
LDKに繋げることによって4.5帖でも成り立つ部分は大きいですし、和室としても、LDKとしても両空間が広く感じやすくなる。
予算も独立させるより大幅に変わってきます。
そして今思うことは和室のデザイン決めるのめっちゃテンション上がる!!笑
いや、小さいスペースゆえの完成度とかあると思うのですが楽しいのです。
小さな床の間を作ったのですが、そこに季節ものやお花を飾って光を差し込ませてと思うだけでも楽しい!
そこに壁紙でめっちゃメリハリ効きますからギュッと締まって凛とした空間が1箇所あるのは幸せかも♡
しかも凛とした場所なのにゴロゴロする場所でもあるわけですからね!
そしてのこに敷かれる畳ですよ。
結構な確率で琉球畳をすすめられたり、なんなら当然のようにコッチがいいっしょ?みたいに言われるのですが、わたしゃ縁のある昔ながらのヤツが好きなんだよ。
しかも昨今、畳の縁ってめっちゃいっぱいデザインあるのですよ。
倉敷に遊びに行った時に畳屋さんが縁の生地でヘアアクセサリーとか作ってたなぁ。
そのくらい可愛い生地もあるのです。
昔ながらのおめでたい縁起物の柄に始まり、カラフルな水玉模様やらくまモンとか猫の足跡柄とかもあるよ。
そしてら我が家の畳縁もようやく決定しました♡
工務店さん持っているサンプル内から選んだので上記のようにはいきませんでしたが、和室には差し色も既に考えていたので今回はスタンダードなものの方が良かったのです。
幾つかある中で無地も綺麗な色があったのですが、畳縁は光沢のある織りの方が個人的に好みです。
もう少し言うならば畳(昔ながらのイグサ)は経年変化するもので、初めては若草色でだんだん稲穂のような色に変わっていきますよね。
なので金や銀の糸を使った様な光沢のある織り柄だと見る角度で色目も変わる分、より馴染みやすいと思うのです。
ミュゲ家はベースの色味をどうするか少し迷ったものの、夫婦一致で好きな色柄があったのでそれにしました。
幾何学模様っぽくも見える柄の入った、グレーベースのものですが角度で緑系にも見えます。
*因みに迷ったのは色違いの深い赤系でした。
ミュゲ家の引越しの頃(予定では)はきっとまだ寒いはずだからこの和室にさっそく炬燵を置いてぬくぬくするのかな😊